
源氏物語と香り「効果とテクニック」
いかがお過ごしですか? 源氏物語には香りの描写が多く登場します。その多くはお香です。 文字だけでは伝わらない情景をより鮮明にイメージできる効果だと思うのですが、紫式部さんはそのテクニックをわかって執筆したのでしょうか? 今でも多くの作家さんは香りの描写でより具体的なシーンを表現しています。 ...
もっと読むいかがお過ごしですか? なぜ、平安時代にお香が流行ったが疑問に思ったことはありませんか?今回はその4つの理由を紐解きます。 1. 仏事の香り仏教の伝来とともに唐から日本に香木が伝わったのが奈良時代です。平安時代でも引き続き同じ宗教的な意味合いが強く、祈り・魔除けなどでも活用されていました。 2...
もっと読むいかがお過ごしですか? 私が好きな番組の一つ「カズレーザーと学ぶ新知識!」で遂に自分の専門分野で役立つ情報がありました。 「白檀の香りを皮膚で感じると傷の治りが早くなる」と判ったそうです。ドイツ・ルール大学ボーフム校の研究結果(2014年)によるものだそうです。番組内で発表した慶應大学准教授...
もっと読むいかがお過ごしですか? 次のお香の日まで4ヶ月です。ちょうど4ヶ月前、ご縁あって「世界を豊かにする日本」として表現・発信することで、日本への深い理解と共感の裾野を広げていくための海外拠点事業 JAPAN HOUSE Los Angeles にて「お香創作ワークショップ」を開催しました。なんと、...
もっと読むいかがお過ごしですか? 「お香って作れるんですか?」とよく聞かれます。「作れます。料理をするのと同じです。」よくと答えます。(笑) Bridge and Blend が提供するワークショップは、源氏物語を体感するお香「Six in Sense」の中から一つの香りを創作体験するワークショップで...
もっと読むいかがお過ごしですか? 今回のお題「六種の薫物」。ついつい人に話したくなるお香の豆知識として知性と教養を披露できるかもしれません。 「六種の薫物」とは、平安時代に調香された 100 種類以上お香の中から、当時の人々の感性をよく表している 6 つの調香を指し、季節になぞらえた「梅花」「荷葉...
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