Lunar New Year | 春節

日本と異なり、アジアの多くの国々では今でも旧暦のお正月をお祝いしますが、旧正月とお香について調べていたら、日本でも沖縄では旧暦行事の一つとして大切にされているそうです。その伝統的儀式にはお香が重要な意味をもたらします。

「ヒラウコー」(「平御香」)と呼ばれる沖縄のお線香は、その形状からして私たちが目にしている日本のスティック線香と異なり、日本線香を 6 本長い側面にくっつけたような形をしています。

拝する本数や拝し方などによって、さまざまな「呼び名」があり、1)火を灯さずに拝する時には、「ヒジュルウコー」(冷たい御香)と呼ばれ、2)年末に神様が家から天へと帰るために、一年の「祈願を解く」時などに拝するヒラウコーを「フトゥチウコー」(解き御香)と言います。

ヒヌカン(火の神)など神様とお仏壇に拝する本数にも、習わしがあるようで、ヒヌカンにはジュウゴホン(15 本)、お仏壇(御先祖様)へはジュウニフン(12 本)を拝むのが特徴です。お香以外のお供物は、お香に火を灯し、燃え尽きる前に全てを並べるそうです。

その心は、お蔭様で家族みな、無事に良い正月を迎えております。新しい年も、家族みな、健やかに穏やかに過ごすことができますよう、そして果報訪れますよう、お見守りください、と。この点は新暦でお正月を祝う日本の多くの地域と同じですね。

ちなみに、一片が 6 本のスティック先行で構成される沖縄線香「ヒラウコー」と区別するために、日本線香を 「イッポンウコー(一本御香)」とか、あまり香料の入っていない沖縄線香と比較して「カバシウコー(香ばし御香)」と呼ぶそうです。

さて、お隣の中国、世界有数の線香産地とされる福建省の山岳地帯にある永春(県では、春節の直前は一年の中でも一番忙しく、大事な時期です。線香は、アラブの商人が永春県に持ち込んだ香りのよいスパイスが地元の竹と組み合わされ、生まれたと考えられています。春節はお寺も忙しくなる時期で、参拝者はお線香を焚いて、神々にその年の祝福と幸運を祈る。先祖伝来の技術と伝統を守っています。

お香のタイプは異なりますが、今年の旧正月、お香を薫いて、新年とお香の習慣がどのように始まり、世界中を旅して今に至ったのか、思い返してみてください。歴史というのは、本当にすごいものですね。

新年快乐 - Xin Nian Kuai Le
恭喜发财 - Cong Xi Fa Cai

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写真:freestockcenter