香十徳 いかがお過ごしでしょうか? お香の効果効能の質問をよくいただきます。 同じ香りつながりでアロマテラピーは効果効能を訴求するセラピーなので、皆さんもお香の効果効能も関心ありますよね。 Bridge and Blend では科学的検証をしていないため、医療的な効果をお伝えできませんが、感覚的な効用... もっと読む
香原料「椨粉」 いかがお過ごしですか? 今回はお香のベースになる原料で、椨粉について学んでいきましょう。「たぶこ」と読みます。 クスノキ科タブノキ属の常緑高木、﨓の樹皮です。街路樹に植えられていたりします。 樹皮を乾燥させて、皮を剥ぎ取り、粉末にします。加水すると粘性の強いノリ状となり、香原料の接着剤として... もっと読む
香原料「鬱金」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、鬱金について学んでいきましょう。「うこん」と読みます。 ショウガ科ウコン属の多年性の草木ウコンの根茎です。これは秋に花を咲かれる「秋うこん」のことです。混乱の多いウコン属は50種類ほどあります。英語名はカレー粉の原料としても身近な「ターメリッ... もっと読む
香原料 「安息香」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、安息香について学んでいきましょう。「あんそくこう」と読みます。 マレー半島などの東南アジアに産するエゴノキ科の常緑高木の樹脂です。幹を傷つけ、滲み出た黄色い樹液の塊を指します。 名称の説には「息を安ずる香り」であったこと、「安息国(パキスタン... もっと読む
香原料「霍香」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、霍香について学んでいきましょう。「かっこう」と読み、英語名は精油でも使用される「パチュリ・パチョリ」です。 シソ科の多年草カワミドリの茎や葉を乾燥させ使用します。精油の「パチュリ」より苦味が薄く、香りにクセがなく、お香の原料として他の香りを引... もっと読む
香原料「甘松」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、甘松について学んでいきましょう。「かんしょう」と読みます。 ヒマラヤや中国の山岳地帯にしか生えない高山植物、オミナエシ科の多年草の根や茎を乾燥させたものです。 新約聖書の中でマリアが、死を予感したイエスキリストのために高価で貴重な精油を買い求... もっと読む
香原料 「乳香」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、乳香について学んでいきましょう。「にゅうこう」と読みます。 中近東に産するカンラン科ボスウェリア属の常緑高木の樹脂です。幹を傷つけ、滲み出して固まるゴム状の分泌物を指します。 滲み出した樹脂の色が透明から乳白色に変化し、その様相が乳房から滴る... もっと読む
香原料 「丁子」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、丁子について学んでいきましょう。「ちょうじ」と読みます。 フトモモ科の常緑香木の花蕾で、花は多数の雄しべを持ち、強い芳香があります。名前の由来は、チョウジノキの開花直前の花蕾を乾燥させたもので、その釘に似た形状に模して丁字と呼ばれます。 代... もっと読む
香原料「龍脳」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、龍脳について学んでいきましょう。「りゅうのう」と読みます。 フタバガキ科の常緑大高木で、龍脳が採取される龍脳樹は高さ 50m に達し、幹の直径が 1m 以上の大木で、樹心部の割れ目のような空間にできる無色透明な結晶を指します。 防虫・防腐効果... もっと読む
香原料「貝香」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、貝香について学んでいきましょう。「かいこう」と読みます。 アフリカ東海岸で採れる巻貝のフタを粉末にしたものです。 単独では芳香といいがたいが、他の香原料と組み合わせると全体の香りを引き立て、引き締め、安定させ、長持ちさせる役割を担っています。... もっと読む
香原料「白檀」 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、白檀について学んでいきましょう。「びゃくだん」と読みます。 日本人にはお香といれば、この香りの方が身近かもしれません。「サンダルウッド」と言うと香水に詳しい方はピンとくると思います。 ビャクダン科の半寄性の常緑高木で、幹や根の黄白色の心材を使... もっと読む
香原料 — 沈香 いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、沈香について学んでいきましょう。「じんこう」と読みます。 インドから東南アジアに産するチンチョウゲ科アキラリア属・ゴリスチラス属の常緑高木に、病気や傷ができた時、それを癒すため樹脂が集まります。それを沈着凝集と呼び、胞子やバクテリアの働きによっ... もっと読む
お香の日 いかがお過ごしですか?4月18日は「お香の日」だそうです。 4月。日本での最古のお香の記録は『日本書紀』にあります。そこには「595年4月、淡路島に沈香が漂着した」と記されています。 次に、18日。その由来はというと、「香」という字には、「一十八日」の文字が隠れています。 よって、4月18... もっと読む