香りの記念日
いかがお過ごしですか?
今日は何の日?
毎日何かの記念日がありますね。
個人的にはコマーシャルだ!(笑)と思う記念日もあるのですが、中国や日本では季節、二十四節気や七十二候など時節を細かく分け、日々を大切にしていることを踏まえると、毎日何らかのお祝いをしてもいいのでしょう。
ちなみに、こちらを執筆している本日、1月11日だけでも、「鏡開き」や「アスパラガスビスケットの日」を始め 13 種類の記念日があります。
香りに関しても世界的に有名なインターナショナルフレグランスデーが、春分の 3月21日 にありますが、日本では?
4月18日 | お香の日 |
7月7日 | 香りの日 |
7月24日 | スポーツアロマの日 |
10月1日 | 香水の日 |
10月30日 | 香りの日 |
11月3日 | アロマの日 |
11月5日 | お香文化の日 |
香りに関する記念日がこんなにもあったのですね。では、それぞれの成り立ちを見ていきましょう。
4月18日 お香の日
1992 年に全国薫物線香組合協議会が制定。
この日の由来は、日本での最古のお香の記録として『日本書紀』に「595 年 4 月、淡路島に沈香が漂着した」と記されており、 4 月。また、「香」という字には、「一十八日」の文字が隠れています。よって、4 月 18 日を「お香の日」としました。
7月7日 香りの日
1991 年に全国化粧品小売協同組合連合会の中部ブロックが制定。
七夕の日に因んで「化粧品を買ってプレゼントしよう」と販売促進のために提唱したそうです。
7月24日 スポーツアロマの日
特定非営利活動法人 日本スポーツアロマトレーナー協会(JSTA)が制定。
この日が選ばれた背景は、2020 年のこの日にスポーツの祭典「東京オリンピック」が開幕する予定だったことから。スポーツアロママッサージを通して、スポーツをする子どもたち、競技者、スポーツ愛好家の人たちのケガの予防、スポーツケアの大切さを普及させることが目的。
10月1日 香水の日
一時期日本でも展開していたセフォラ・エーエーピー・ジャパンが 2000 年、また日本フレグランス協会が 2010 年に制定。
日付の由来は新しい香水の発売日が毎年 10 月 1 日頃であること。また、秋はファッションの季節であり、新しい秋冬の服に合わせて香水への関心が高まる時期であることから。人々の気持ちを豊かにする香水の魅力を広め、クリスマスから年末にかけての香水マーケットの賑わいを目指しています。
10月30日 香りの日
石川県七尾市が制定。この制定日の背景としては、1992 年 10 月 30 日に七尾市で第7 回国民文化祭「世界の香りフェアin能登」が開催されたからとのこと。香りの文化を提唱する街として、香りグッズの全国コンクールや香りを活かした商品の開発などを行っているらしいです。
なお、七尾市は、石川県の北部、能登半島の中央部に位置しています。「七尾」の名称は、日本で最大規模の山岳城「七尾城」のあった山(通称:城山)の7つの尾根(松尾、竹尾、梅尾、鶴尾(菊尾)、亀尾、竜尾、虎尾)に由来するとされます。
11月3日 アロマの日
公益社団法人 日本アロマ環境協会が制定。
ヨーロッパで生まれ育った香りの文化の「Aromatherapy」。その自然がもたらす香りの効用を認識し、感謝しつつ、日本文化のひとつとして定着させることを目的に、国民の祝日「文化の日」の 11 月 3 日を記念日としました。また、この日から1 週間を「アロマウィーク」とし、アロマに関するイベントが各地で実施されています。
11月5日 お香文化の日
愛知県薫物線香商組合が制定。線香をはじめ、匂い袋、練香、香木といった数々のお香やお香にまつわる周辺文化の普及を目的とし、語呂合わせでイイオコウ(良いお香)です。
なお、Bridge and Blend は 2021 年のお香の日にデビュー。2022 年の同日に Anniversary Box プロジェクトを開始しました。日本だけでなく、グローバルでもお香の日を認識してもらえると嬉しいです。
Have a Scentful Day!
Anniversary Box はこちら