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記事: 香原料「鬱金」
いかがお過ごしですか?
今回はお香の原料の一つで、鬱金について学んでいきましょう。「うこん」と読みます。
ショウガ科ウコン属の多年性の草木ウコンの根茎です。これは秋に花を咲かれる「秋うこん」のことです。混乱の多いウコン属は50種類ほどあります。英語名はカレー粉の原料としても身近な「ターメリック」です。
平安時代には五香の一つとして重要でした。
属性:根茎生産地: 中国南部、インド、台湾香りの特徴:強い辛み
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香原料 「安息香」
いかがお過ごしですか? 今回はお香の原料の一つで、安息香について学んでいきましょう。「あんそくこう」と読みます。 マレー半島などの東南アジアに産するエゴノキ科の常緑高木の樹脂です。幹を傷つけ、滲み出た黄色い樹液の塊を指します。 名称の説には「息を安ずる香り」であったこと、「安息国(パキスタン)で使用されていた香り」であったとされます。 食品香料ではバニラの香りのする食品に使用されるベンゾイ...
香原料「椨粉」
いかがお過ごしですか? 今回はお香のベースになる原料で、椨粉について学んでいきましょう。「たぶこ」と読みます。 クスノキ科タブノキ属の常緑高木、﨓の樹皮です。街路樹に植えられていたりします。 樹皮を乾燥させて、皮を剥ぎ取り、粉末にします。加水すると粘性の強いノリ状となり、香原料の接着剤として機能します。 江戸時代中期より使用されているようです。 属性部位:樹皮産地:日本(南九州)、インドネ...